2015-01-01から1年間の記事一覧

パンプローナにて

今日はローマのポンペイウス将軍ゆかりのパンプローナの街で休養だ。 ヘミングウェイの「日はまた昇る」の舞台となった街でもある。彼はサン・フェルミン(牛追い祭り)にも参加していて牛に突かれて怪我もしている。 彼の定宿のペルラホテルのすぐそばに、…

St.Jean Pied de Port

パリからバイヨンヌ経由でサンジャンピエドポーの村に着いたのは夜の7時半。 巡礼事務所で手続きをして、ホテルへ。 長い移動だったが、いよいよ明日から出発。星の巡礼を書いたパウロ・コエーリョさんによれば、 「船は港にいる時、最も安全だが、それは船…

パリ着

やっとこさパリ着。 自宅を出たのが朝6時、パリのホテルへ到着したのは日本時間で夜中の4時。 そりゃ〜疲れるわな。いろいろ感じることはあったけれど、 それはまた別の時に。とにかく寝なくては。 明日もTGVで5時間、待ち時間2時間、田舎の在来線1時間…

陛下はパラオ、僕はパリへ。

両陛下は、明日パラオへ。 僕は、仁川経由パリへ。 そして、いよいよ「カミノ・デ・サンチャゴ」のスタート。 当初、荷物は9kg程度でヨシヨシと思っていたが、最終確認すると、ぬぁんと12kgに。 なんとか減らそうとしたが500g程度しか減らない。 衣類(下…

バストンBastón、アマールamar、大いに受ける。

前回、「ちょっとなぁ」と言ったスペイン語テキストの文章を、 グァテマラの先生に紹介したら、いやぁ、大いに受けました。 国民性の違い?それとも人による? 分からんもんだ。 でも、こういう文章は、相手をよく見て使うべきなんだろうね。 ということで全…

ちょっと、なぁ・・・

先日、入試英語の文章が非現実的と批判を受けていた。 これ、日本語を外国の方に教える時も、 いかに理解しやすい例文を提供できるかは、とても大切なことだ。先日、先輩から、スペイン語の教科書にあった文章をいただいた。先生: ¿ Cuál es el futuro del …

春だ。桜だ。

京都へ花見に。 何年か前に訪ねた地下鉄東西線の東山駅からブラブラと南禅寺まで。いやぁ、外国の方が多いのにびっくり。 それも団体さんじゃなく、個人旅行で。 中国や韓国の方も、徐々に個人旅行になってきたのですね。 1970年代は日本のノーキョーさんの…

Sólo Dios sabe.

後漢の時代の古詩が19首残っている。 そのうちの一つが「生年不満百」生年不満百 生年(せいねん)百に満たざるに 常懐千載憂 常に千載の憂いを懐く 昼短苦夜長 昼は短く夜の長きに苦しむ 何不秉燭遊 何ぞ燭を秉(と)って遊ばざる 為楽当及時 楽しみを為…

写真考

ううっ、寒い! もう三月の中旬も近いというのに、大阪では雪が待っている。 我が家の近くにある桜の木は芽が出揃って咲く準備はOKだと言いながら、冷たい風に吹かれている。 それに比べて梅の木は、先日満開となり、この寒さの中でもニンマリと咲いている。…

Virgen del Socavan ビルヘン・デル・ソカボン

ボリビアで、Virgen del Socavan(ビルヘン・デル・ソカボン)という歌があり、 友達が歌詞を訳したところ、変な曲名だという。 Virgen del Socavanというのを訳すと、 「トンネルの聖母」「岩窟の聖母」「洞窟の聖母」などという風になると言う。どうもなんだか、すっ…

言葉の使い分け

フランス人のOさんに日本語を教える機会があった。 このOさんは、25歳の好青年で日本人の彼女がいる。 彼はフランス語、英語、スペイン語が話せると言う。 そして今日本語の勉強を始めたばかりだ。で、スペイン語で話してみたんだが、あまり通じない(笑)。…

ヤーゴン と ガウチョ

先日テレビでパタゴニア紀行を見ていて二つのことが印象に残った。一つはヤーガン語のことだ。 ヤーガン語は、南米の最南端にあるフエゴ島、ホーン岬近辺に住んでいたヤーガン族の言葉だ。 19世紀には3千人ぐらいの話者がいたが、今はただ一人である。 も…

日本のワザ

今週は、訪日中国人の爆買いで話題となっている。 炊飯器は日本で買えばアフターフォローもないし、電圧の違いもある。 それでも価格がはるかに安いので買うのである。 彼等がなぜそのように買うのかというと、勿論品質と価格がバランスしているからであるが…

花粉戦線異状あり

いやな花粉の季節になってきた。 花粉症になって、まだ3年くらいの新米患者である。先週、奈良へ行き「おお、花粉だぁ」と花粉戦線が激しくなっているのを実感し、 眼医者に行き、目薬と軟膏をもらってきた。 それで、手当てをしているのだが、 今週になっ…

この国の名前について(3)

グーグルファイトというサイトがある。これはグーグルで何件ヒットするかを示すものだ。 グーグルファイト.comの結果ニッポン566万件、にほん166万件。 これはニッポンが多い。今朝NHKラジオを聞いていたら、デビスカップのニュースとなった。 「ニッポンの…

この国の名前ついて (2)

韓国の「新羅本紀」には「670年倭国が国号を日本と改めた」と記載されている。 670年頃と言えば奈良時代と言ってもいいだろう。 厳密には近江に都があり天智天皇の御世であり、法隆寺が全焼した年でもある。 奈良平城京が完成したのは710年だ。 ではこの…

se hace camino al andar.

Caminante, son tus huellas 旅人よ、君の足跡こそが el camino, y nada más 道なのだ.ただそれだけ。 caminante, no hay camino, 旅人よ、道はない。 se hace camino al andar. 歩くとき道はできる。 Al andar se hace camino, 歩くとき道はでき、 y al vo…

この国の名前について (1)

昔、日本は「倭」と言い、そしてこれが「大倭」となりこれを「やまと」と呼ぶようになった。 「大和」はあまりイメージの良くない「倭」を「和」に入れ替えて生まれたのだろう。 しかし、いつからか「日本」という字を使うようになり、これで「やまと」と読…

スペイン語の読み方

スペイン語の教科書では、「ll」には読み方が二つあって、「リャ」行か、「ジャ」行か、またはその中間の音となっている。実際にllamarなどは「ヤマール」という場合もある。 「y」は、「ヤ」行か「ジャ」となっている。Yoは、「ジョ」と言ったり「ヨ」と言ったりする。 「Z」の…

春遠からじ

先日、黄梅をみたばかりなのに、今日(2.15)奈良県北葛城郡広陵町にある長龍酒造を訪ねた時に、桜を見ることができた。 冬から早春にかけて咲く啓翁桜(けいおうざくら)。 この桜の来歴ははっきりしていているのに命名の過程がはっきりしない。 昭和5年に久留…

バレンタインのこと

バレンタインはキリスト教のイベントだが、各国でいろいろな発展の仕方をしているようだ。 中国では、男の子から女の子にプレゼントする。この写真は日本のレストランの写真だが、どうも高すぎる気がする。pollo一羽の炭火焼きがメインで、papasポテト、 ens…

迎春花在早春二月开放。

2月11日に奈良県大和郡山市にでかけた。 思いのほか暖かかったので、たまには写真を撮ってみるのも良いかと思い出かけてみたのだ。 そこで「黄梅(おうばい・こうばい)」に出会った。 この黄梅は中国が原産で、中国での正式名称は「迎春花」(インチュンホワ)である。…

ペット

先日、ベトナムの女の子と話をしていたら、ペットの話になった。 何を飼っているの?との質問に、「水牛!」との答えが・・・。 他には何を飼っているの?と聞くと、「豚2匹、鴨20羽、犬1匹」の答え。ちょっと違うよなぁ・・・。「あのう、ペットですごい可愛…

まにまに堂

随分長い間、ブログを休んでいたが再開することにした。 これを機会に、ブログのタイトルやデザインを変更した。 当初は、「ことばの波間に」にしようと思ったが、それほどのことでもないと思い、「波のまにまに」の「まにまに」をもらってタイトルとした。 …