迎春花在早春二月开放。


2月11日に奈良県大和郡山市にでかけた。
思いのほか暖かかったので、たまには写真を撮ってみるのも良いかと思い出かけてみたのだ。
そこで「黄梅(おうばい・こうばい)」に出会った。
この黄梅は中国が原産で、中国での正式名称は「迎春花」(インチュンホワ)である。
迎春花在早春二月开放。 黄梅は早春2月に咲く。中国など旧の暦を使う国では、今年2月18日が大晦日で、それから1週間が休みとなる。まさに、早春に凛と咲いている。
日本では梅に鶯だが、これは日本オリジナルで、中国では梅と言えば雪だ。
雪にまみれて梅は咲く。おのれが先頭に立ち、その後桜や桃が咲いていく。季節をリードする花が好まれたのかもしれない。
中国では花を客にたとえることがある。梅はさっぱりした客で「清客」と呼ばれる。これは本当かどうか分からないが、バラは「刺客」というらしい。まぁ棘(トゲ)からの連想なのだろうけれど・・・。
花そのものに対する感性が中国と日本では微妙に違うので、花の話をしても本当のところは伝わっていないこともあると思う。中国では花の香りをとても大切にするが、日本ではその姿・形を愛でることの方が多いのではなかろうか。中国は広いから地域によっても花に対する思いはことなるだろう。ゆっくり花について話をしてみたいものだ。