この国の名前について(3)

グーグルファイトというサイトがある。これはグーグルで何件ヒットするかを示すものだ。
グーグルファイト.comの結果ニッポン566万件、にほん166万件。
これはニッポンが多い。

今朝NHKラジオを聞いていたら、デビスカップのニュースとなった。
「ニッポンのチームは・・・・」「ニッポンの代表は・・・・」とNHKも、ニッポンを使うようだ。
しかし、NHKの調査で「にほん」と呼ぶ方が良いか「にっぽん」と呼ぶ方が良いかを定期的に調査している。
      にほん   にっぽん
1963年  45.5% 41.8% 
1993年 58% 39%
2003年 61% 37%
徐々に「にほん」という呼び方を支持する人が増えている。

またNHKが2004年に「日本」ということをどのように言っているかの使用状況を調べたところ、圧倒的に「にほん」で97.6%にもなった。

なぜ、「にっぽん」から「にほん」に変化していくのか、自分にはよく分からない。
戦前によく用いられた「にっぽん」には戦争のイメージがあるので、それを避けようとするのか、それとも優しさを求めて「にほん」なのか。

これから、この国の名前はどうなっていくのだろうか。