日本語

Los Arcos ロスアルコスという小さな村で、初めて日本人が使う日本語に出会い、ちょっと嬉しかった。この村のバルで働く若い女性。

しかし、それまでは韓国の巡礼者で日本語を話せる方、宿の主人のJuanさん、英語ならジュアンなんだけど、スペイン語ではフアンさんの二人だけだった。
巡礼者で日本人には全く出会わない。

ところでこのフアンさんは「日本のフアン」というややこしい関係。片言の日本語が混ざるスペイン語で、とても親切に対応してくれた。
フアンさんは日本の巡礼者がもっと来れば良いのにと期待する。
韓国の方はキリスト教の方が多いが日本人は少ない。
僕は仏教徒だが神を思う心は一緒。神とは世界の平和と家族の幸せを願う心だと言うと、フアンさんはまったく同感だ、だから日本人ももっと来て欲しいと。
スペイン語圏の人は、ラテン系なので、よく言えばおおらか。
悪く言えば大雑把。
フアンさんも、とてもおおらかな気持ちで宗教もとらまえている。
こういう人と出会いながら旅をするのは楽しい。