グアテマラコーヒーの話 1/8授業内容

グアテマラコーヒーは有名だけれど、飲んだ事がない。
GuatemalaのSanta Isabel(サンタ・イサベル)の農園のコーヒーを飲んだ生徒さんがいて、それで「グアテマラコーヒー」って、どんなの?と調べてみて驚いた。


まず、グアテマラでは、コーヒーの質を決めるグレードが7等級あり、」それの基準になっているのは、なな、なんと標高なんである。
その理屈は・・・

標高の高いところは気温が低い。
   ↓
コーヒーが成熟するのに日数がかかる
   ↓
充分な熟成期間を持ったコーヒー豆が確保される
   ↓
美味しいコーヒーとなる

簡単に言えばこういうことらしい。
で最高級品質は標高1350メートル以上と規定されている。
(この50mまで規定してるのはグアテマラとは思えないほど繊細)

で、Santa Isabel の標高は、1400〜1500mで最高級品質レベルの標高。
1897年(今から117年前)ドイツから移民のフェデリコ・ケラーさんが、
この Santa Isabel 農園を開墾し、現在は4代目が運営し、栽培面積は700ヘクタール。
また農園の30%は自然の熱帯雨林の状態で保護されている。
って、凄いところジャン!
Guatemala には、コーヒー農園が3000以上あるらしいけれど、
その中でも有名なんだろうね。

厳密に言えば、グアテマラコーヒーといっても、
栽培地、栽培条件、気象条件などによってさまざまな味がある。

最も標高の高い「ウエウエ」地区
湿度が高く気候変動の多い「フライハーネス」
いつも霧に覆われている「コバン」(遺跡で有名な地区だね)
日光がよく照る「アトラティン」
火山が多く降雨量の多い「サンマルコス」
などなどキリがない。そして味はみんな微妙に違う。

どこかでグアテマラコーヒーを飲んでみよう。
うん、1350m以上の最高級品質のを、por favor .