うきうきスペイン語サークル 授業内容(11/6) その2

少し時間がたつと何事も忘れる。老人パワーがアップしているのだろうな。
記憶をたどりながら、さて前回続きを。


el cuento (英story)「話、物語」「計算、数」を数える、という意味もある。
contar(英count,tell)「数える」「語る、話して聞かせる」という意味の動詞がある。
これの直接法現在形の動詞変化は、cuento,cuentas,cuenta,contamos,contáis,cuentanとなり、1人称単数と名詞が同じスペルだ。
 まぁ、どっちも同じような意味なのでなんとかなるかな。


antiguo,gua これは形容詞で「古い、昔の」という使い方が多いが、名詞での使い方もある。
「昔なじみ、古顔、先輩」なんて意味がある。
また男性名詞として使う場合は「古代美術」という意味もあるそうな。

amigo,ga(英friend)「友達、恋人」
José es un amigo mío. ホセは俺のダチだぜ。
でもamigoは呼びかけにも使うんだな。
¡Amigo,qúe alegre vienes hoy! やあ、今日はばかにうれしそうじゃないか。

la carta(英letter)「手紙」「書状、書類」(トランプの)「カード」「メニュー」
スペイン語圏に「速達」があるのかどうか知らないけれど、carta urgente。
urgenteは「緊急の」「速達の」という形容詞。
だから速達はあるんでしょうね。
carta de vinos は「ワインリスト」。う〜む、これを見て注文したいものだ。
しかし、ワインの表示を見てもさっぱり分からない。
carta de pago は「領収書」「レシート」。pagoはpagar「払う」からきた名詞と思割れるが「支払い(金)」という意味。支払いの書類だから領収書。
¿Dónde están las cartas? 郵便物はどこにある?
Las cartas están en la oficina de correos. そりゃ郵便物は郵便局だよ

el espacio(英space)「空間」という意味と「宇宙(空間)」という意味もある。
cosmosやuniversoも宇宙という意味だ。
宇宙船は nave de espacio 、宇宙旅行は viaje al espacio 。
もともとラテン語ではspatium、なんで、
スペイン語同様にeから始まるフランス語espaceよりも、
イタリア語spazio 、英語spaceの方がラテン語に近いのかな。


el papel(英paper)「紙」
El papel es originario de Egipto. 紙はエジプトが原産です。
ところで紙の起源はどこかが話題となった。エジプトだったか..?
エジプトのpapyrus(パピルス)というのもあれば、いやいや中国ではないかと...。
Wikipediaでチェックしてみると中国となっている。
しかしまぁこれは「何を紙とするか」によって変わってくるのでしょうね。

hoy(英today)副詞で「今日」「現在」
これは使うなー。
desde hoy  今日から
hasta hoy  今日まで
de hoy en adelante 今日から、今後は
en el dia de hoy 本日
hoy por hoy 今のところ、最近は
menú de hoy 今日の日替わりメニュー
periódico de hoy 今日の新聞
ちなみに今日の前後は
明日 mañana
明後日 pasado mañana
昨日 ayer
一昨日 antes de ayer または anteayer

la música(英music)音楽、楽団、楽譜
música clásica クラシック音楽 música folclórica 民族音楽
música de fondo BGM fondoは「底」「奥まった」「背景、バック」の意味
música ligera 軽音楽 ligero,raは「軽い」という形容詞。
このmúsicaは、もともとはギリシャの芸術の女神Mousaからきているらしい。
仏教でも芸能・音楽は弁天様なんで、どちらも女性というのがおもしろい。

el mundo(英world)「地球、世の中、現世」という意味
al fin del mundo は「地の果て」、el otro mundo「あの世」

el barco(英ship)「船」の事なんだけれど甲板のある大型船はbuqueと言われる。
buque de guerra 戦争の船で「軍艦」
barco de guerra これも軍艦だ。えっ、どう使い分けるの?
buque de pasajeros 乗客・旅客の船で「客船」
buque de carga 貨物の船で「貨物船」
barco de recreo 遊覧船
なんとなく、buqueは「艦」をイメージする時に使われ、
全般的な意味合いの船はbarcoというのが僕のメージだ。


el banco(bench,bank)「ベンチ、仕事台、銀行」
イタリア語ではbanca。
中世ヨーロッパの金融の中心はイタリアだったので、
このイタリア語が各国に広まったとされている。

el centro(英center)「中心」「中心地、都市」

la cocina(英kitchen)「台所」「料理(法)」
batería de cocina 台所用品  cocina japonesa 日本料理
cocina casera 家庭料理  receta de cocina レシピ
hacer la cocina 料理する


el coche(英car)「自動車」
中南米では「豚(cerdo)」の意味もある。なんで車と豚が同じ単語になったのか不思議。
また中南米では自動車のことを、carroという方が多い。
もともスペイン語でcarroは、馬に引かせる荷車からきた単語らしい。
carro de caballos は「馬車」のこと。
中南米ではその言葉がそのまま自動車にも転用されたということらしいが...。
そう言えば英語のcarだってなんとなくこの流れのような気がする。
自動車が地域で異なると駐車場も別々なのか。
¿Dónde está el coche? 自動車はどこなの?
Está en el aparcamiento. 駐車場だよ(スペイン)
Está en el estacionamiento.駐車場だよ(中南米
しかしこの中南米の駐車場の単語はやけに長い。
parqueoも中南米で使う駐車場だ。

chico,ca
「男の子、女の子」「息子、娘、恋人」
「(呼びかけ)君、あなた」「ボーイ、お手伝い」
muchacho,cha
「男の子、少年、女の子、少女、若者」
普通は未成年の「子供」を表すが、それ以外の使い方もあるのでややこしい。
muchachaには「お手伝いさん、家政婦」の意味もある。
若い女性にmuchachaと呼びかけるのは誤解をうけそう。
だからこれを使うならchico,chicaを使う方が無難だ。
niño,niñaは小学校低学年くらいまで、
それからは上はchico,chicaで普通は30歳くらまでだが、広く呼びかけに使っている。
僕は60歳を越えているけれど「chico」と呼ばれる事が多々あった。
muchachoは古いスペイン語のmochoからきている。
このmochoは「くりくり坊主」のことだ。

ちょっと授業内容からズレていたり、漏れていたりするが、お許しを。