マクシモンのこと

NHKラジオ講座「毎日スペイン語2月号」をパラパラみていた。
その冊子の中に「私の出会ったラテンアメリカ」というエッセイが連載されている。
この2月号は「グアテマラ」で、不思議な神様「マクシモン(Maximon)」のことが記載されていた。

これはグアテマラの地元の神様。
酒と煙草と女性をこなくなく愛し、
スカーフ集めが趣味という変わったおっさんが神様なんである。
グアテマラ在住の女性に聞いてみると、
「嫌い!煙草くさい!
キリスト教を信仰している人は対象外よ。」
とのこと。
インディヘナ(先住民族)の中の一部の人に人気があるだけで全体的なものじゃない。
このちょっと変わったキャラクターが、どのようにして生み出されたのかには興味があるねぇ。

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っと、書いたところで大きな間違いに気づいた。
グアテマラの人々はマクシモンではなく、Mahimón と呼んでいることだ。
カタカナで言えば、「マシモン」である。
で、これでgoogle検索してみると・・・
「マシモン」「サン・シモン」と呼ばれている。
マシモンという言葉は「包む」「束」「縛られた」を意味する。
サンティアゴ・アティトラン村のマシモン儀礼には観光客も見物に集まり始めたとのこと。
マヤの古い信仰が発展したのであろうが、これが新たな観光資源になる可能性もありそうだ。
何んとも混沌とした魅力がある。