日本語訳の方が長い単語
新たなローマ法王が誕生したことが、こちらでは大きく報じられている。
新しい法王、Franciscoさんの概略記事をネットで読んでいた。
この記事は宗教用語が一杯でてくるが、その中にこんな文章があった。
Fue líder de la iglesia Católica argentina durante más de una década , como obispo y luego como cardenal , imponiendo su carácter , personalidad e inteligencia.
アルゼンチンのカトリック教会のリーダーとして10年間に、
その性格、個性、知性で尊敬の念を起こさせ司教、枢機卿
となった。
と、まぁええ加減な訳ではあるが、こんなイメージの文章だ。
この「imponiendo」という単語は、
imponer という単語の現在分詞だが、
このimponerという単語の意味がすごい。
「〜に尊敬の念を起こさせる」というものだ。
今までスペイン語の単語を日本語に訳すと、
ほとんどの場合は日本語の方が短くなった。
それがどうよ、このimponerの7文字。
日本語なら12文字にもなってしまう。
*ちなみに小学館/西和中辞典では、
(恐れ・尊厳などを)抱かせる:行使する
となっている。
良く使う単語は短く・発音しやすくなる、
という法則があると思うのだが、
宗教的意味合いで、ラテン系ではよく使われているのだろうか。