単語の長さ

単語の文字数の多さには閉口しますねぇ。
元来言葉は「よく利用するほど単語は短い」のが普通です。
日常会話で長い単語を使うのは苦しいですから。
だから、長い長い名前の子供を主人公とした「寿限無(じゅげむ)」という落語が笑えるんです。
しかし、この副詞の長さはどうよ。

verdaderamente 14字 本当に
seguramente 11字  確かに
probablemente 13字 おそらく
aproximadamente 15字 だいたい、約
tranquilamente 14字 ゆっくりと、落着いて

verdaderamente はカタカナで書くと「ベルダデラメンテ」と8文字になり、
訳語の「本当に」では3文字になります。

日本語のカナは子音と母音の二つを1文字で表すので、
スペイン語と比べて大幅に文字数が少なくなる上、
さらに漢字が加わると驚異的に短くなります。(漢字はスゴイ!!)
こう思うと日本語というのはスゴイ!と感じちゃいます。
勿論menteという語尾で副詞化しているので覚えるのにも法則があり覚えにくい訳ではありません。
しかし日常でこんな長い副詞をよく使っているんでしょうかねぇ。

*本当に苦しいのは長〜い名詞で、例えば
pluscuamperfecto 16文字

これは文法用語で「過去完了」の事で日本語なら漢字4文字がスペイン語なら16文字になります。
ちょっと覚えられんません。