お金を置いて持っていてくれ


奈良の山辺の道などのハイキングコースを歩いていると、よく野菜や果物が置いてあり、「お金を置いて持っていてくれ」みたいなのがよくある。
ここサンティアゴの道にも同じように果物が置いてある。
結構売れている。


チェザーレ・ボルジア。
イタリア語では、Cesare Borgia 、
スペイン語ではCesar Borgia。

ここViana(ビアナ)という小さな村は、チェザーレの終焉の地。
お墓はここビアナのサンタ・マリア教会にある。
教会にはプレートがあり、彼がここで亡くなった事がスペイン語で記されている。
たしかチェザーレはイタリア人と思っていたが、お父さんはスペインの出身。
マキャベリ曰く、美男子でチョーカッコ良い男とのこと。
彼は多くの戦いで勝利を収めたが、ここビアナ郊外の戦い敗れ1507年に亡くなった。

こうやって見ると、このカミノ・デ・サンティアゴという道は歴史に彩られているとつくづく感じる。
日本では応仁の乱から戦国時代への突入し、1543年に鉄砲が伝来している。
同じ時期に、ヨーロッパでも戦いに明け暮れていたようである。