お墓参りと団扇

■お墓詣り
Rosa limpiará la tumba. ロサはお墓をそうじする。
お盆の季節が近づいた。
ランディ先生曰く「お墓詣りはこう表現するんだ。」とのこと。
Y voy a vistar a mis parientes. そして親戚を訪ねる。
グアテマラでも、11月の1、2日が「お墓詣り」の日である。
「死者の日」のことで、お祭りのような騒ぎ。
凧を上げたり、お墓へピクニックに行くのような感じ。
宗教が変わっても人間のすることには変わりがないなぁ。

■指示代名詞
こんな調子で始まったクラスは、いつものように迷走しながら進んでいく。
今日のテーマは、指示代名詞 este,ese,aquelなど。
¿Cuántas personas hay en esta clase?
En esta clase hay seis personas.

×Esa pizarra es el tipo de blanco. その黒板(ボード)は、白いタイプ(ホワイトボード)です。
Esa pizarra es de color de blanco.そのボードは、白色です。
僕の作った例文では、ホワイトボードが分からなかったので、白いタイプと言ったが、白色の方が良いらしい。
¿De quién es esa botella de té? お茶の入っているそのボトルは誰の?
Esa botella de té es de Ana. そのお茶の入っているボトルはアナのです。


■団扇の話
先生の言ったsopladorという小学館単語は、
「西和中辞典」には記載されているけれど、
白水社「現代スペイン語辞典」には載っていない。
あまり一般的ではない言葉なのだろうか。
Soplador,dora に対して soplarという動詞があり、これは「吹く、吹きかける」などの意味。
これに接尾辞をつけて、soplador,doraとなった。これで「吹く」という形容詞に。
日本人の感覚では形容詞じゃなくて動詞じゃん、と思うだろうけれどまぁまぁ。
このsoplador,doraには、名詞の意味もあって「吹く人」「ガラス職人」そして「うちわ(団扇)」となっている。
団扇を和西辞書で調べると、paipai,paipay,pantallaなんかがでてくる。
個人的にはpaipayが語感的にも可愛くて良いように思うが、実際はどうなのだろう。